2月は寒さが増す月ではありますが、すぐそこに待っている春が待ち遠しい気持ちにもなります。新たなライフステージを迎えるという方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時こそお片付けのタイミング。
しかし『どこから手を着けたら良いかわからない』というお悩みもよく伺います。
そんな時には、
◯◯があるものから始めるのがオススメ!
この〇〇とは、、、、
■賞味期限のあるモノ
■使用期限のあるモノ
です。これらはなぜオススメかというと、“捨て時”を教えてくれているモノだからなのです。
実際に、お客様のお宅で行った薬を収納する片付け手順をご紹介します。
【Before】
もともとお片付けはされており、ラベルで管理もされていたのですが、見直しをしないとやはり写真のような状況に・・・・
まずはお片付けの基本ステップ「1.整理」から始めましょう。
①収納ケースから薬を全部だします。
『用途別』に出すと、わかりやすいですね。
②使用期限を確認
軟膏にも使用期限があります⇣
使用期限や開封して日にちがたってしまったモノは、処分しました。
次に、基本ステップ「2.収納」へ入ります。
ここで細かいものを収納する際に、とても便利な2つの方法をご紹介します。
①100円ショップのチャック式整理パック
破損した箱や、かさ張る箱、衛生面が気になるものなどを入れるのに便利です。
今回は破損した箱があったので、それを整理パックに入れ直すことにしました。
収納スペースも減り、衛生面も良くなりました。
わざわざ違う収納ケースに入れ替えるのは面倒、
でもよく使うので箱の開閉は簡単にしたい!という時は…
②箱のふたに、点線のようにハサミを入れます
最後は、良く使うモノは手前にあまり使わないものは奥にと、使用頻度を考えて収納します。
★After★
◎1段目
使用頻度1の毎日飲む薬やサプリメントをプルアウトボックスに収納。
◎2段目
使用頻度2のたまに使う薬は、ボックスの蓋を切り箱を取り出さなくても薬が取れるように工夫。
◎3段目
絆創膏や消毒液を手前に、奥には虫除けスプレーなど季節のものを。
今回3段目は、子どもが自分で使えるものを厳選して収納しています。
賞味期限や使用期限があるものは、必要か不必要か判断がつきやすいので、お片付けのスタートにオススメです。
新生活へ向けて、少しずつお片付けを始めてみてはいかがでしょうか。
(文:光明もえ子)
光明もえ子(Komyo Moeko)
大学卒業後10年間営業職を経験した後、結婚、出産を機に専業主婦を経験。家事と育児に奔走し、暮らし方を模索する中で整理収納の大切さを実感。
その経験を活かし整理収納アドバイザーへと転身。現在はおひとりおひとりに合った暮らし方のご提案を大切にしながら活動中。
子育ても奮闘中のため、子供の成長に合わせた整理収納も得意とする。
【資格】
・ 整理収納アドバイザー1級
・ 企業内整理収納マネージャー
・ 親・子の片づけインストラクター1級
・ 生前整理アドバイザー