ぶるーむサプリ☆~シアワセ保育士・メンタルのヒント~Vol.22「保育観の違い」がメンタルに来るんです……心理学の視点から⑧認知バイアスについて知ろう「二文法の誤謬について」

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「認知バイアス」シリーズ3回目は、「二分法の誤謬(ごびゅう)」についてです。

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「二分法の誤謬」とは、本当はもっと選択肢があるのに、あたかも「AとBの二つしかない」と思い込んでしまう心理現象のことをいいます。

例えば「保育士という資格を生かすには、小規模保育園か、大きな保育園か」と、

誰かに言われたとします。

他の児童福祉施設や幼稚園……などいろいろな選択肢もあるのに、その2つに捉われてしまうことがあるかもしれません。

その選択肢しかないような気がしてしまい、どちらが正しいのかわからなくなって追い込まれ、正常な判断がしづらくなってしまうのです。

人は、白黒つけたがる、物事の二面性を好む傾向があると言われています。

「上か下か」「近くか遠くか」「高いか低いか」「大きいか小さいか」など、

キリがありません。

これを回避するには、常に多角的で、時には鳥の目で俯瞰することです。

他の選択肢が本当に全くないのだろうか、

白黒つけず、「グレーゾーン」というものが存在することを認識することも大切です。

そのためにも、自分だけではなく、第三者の意見を聞いたり
専門知識を持つ人と対話したりと、
自分なりに広くリサーチすることが重要です。

子どもたちにもついつい「これをやらないと、これはできないよ」
「これとこれ、どっちにする?」と言った言葉がけをしてしまっていませんか?

私たち大人の考え方や行動が、子どもたちにも影響を与えます。
たった2つの選択肢に縛られずに、
自分と違う意見や視点にも、ハートを開いて耳を傾ける柔軟な生き方、考え方をすると

自分がいかに凝り固まった考えをもっていたかがわかり、
問題の解決にもつながっていくでしょう

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このコラムでは、皆さんからのお悩みを広く募集しています。

子どもたちのために働く、同じ仲間の立場から、

保育の仕事を楽しく続けるためのヒントについて、ご一緒に考えていきたいと思います♪

※医療的な内容については、専門家にご相談くださいね。

(文:鈴木聖子)

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