リビング学習におすすめのアイテム
前回のコラムで小学校入学準備におすすめな収納グッズなどをお話させていただきました。
今回は
ランドセル置き場について。
これは、どこで勉強をするかという子どもの行動動線と深く結びついてきます。
どこで・誰が・何をしているのか、そして何を使うのかを考慮することで
「出す」も「しまう」も楽な収納となります。
これはご家庭だけではなく、職場や学校でも当てはまります。
お片付けにお伺いすると、リビング学習を推奨されているご家庭が多いと感じます。
我が家も例外ではありません。
リビング学習のメリットと言えば、
◆適度な生活音が集中力をあげる
◆子どもが安心感を感じる
◆親子とのコミュニケーションが増える
などがあげられます。
ですが
デメリットも。
『リビングが片付かない・・』ではないでしょうか?
当然ランドセルを含めた学習用品がリビングにやってくるわけです。
そして、ダイニングテーブルの上は、教科書やノートで埋まります。
でも、リビング周り置き場はないし・・
どうやって収納したらよいのか、と悩まれている方も多いかと思います。
そんな時にはこちらのアイテムがお薦めです。
IKEAのロースコグ(35☓45☓78cm)
◆1番上をランドセル置き場にすることで、置くだけのワンアクション収納。
◆キャスター付だからリビング内をラクラク移動→宿題の際にはランドセルごとリビングテーブルに。
IKEAの家具は、皆さんご存知のように自分で組み立てますよね。
その際に、どこに何を置くかを決めて組み立てると高さも決めやすくなります。
我が家は、宿題も学校の時間割も、まとめてできるように
このワゴン内に必要なものをひとまとめにしました。
1番下は“教科書置き場”です。
無印良品のスチロール仕切りスタンドを置いて教科書を立てて収納しています。
※前回ご紹介の収納グッズです
少し高さに余裕をもたせ組み立てることで、教科書の出し入れもスムーズです。
真ん中は、わかりやすく宿題をおくゾーンに。
コロナ渦でパソコンの持ちかえりが増え、とっても重たいランドセル。
キャスターがついていることで、家の中ならわざわざ持ち上げずコロコロ引いてリビングテーブル横に着けられるので、スムーズに宿題スタードです。
最後には
頑張った証!?のお約束の消しゴムの残骸には、こちらを。
無印良品の卓上ほうき
S字フックを利用してワゴンに取り付けていれば、お掃除も簡単です。
子どものお片付けに大切なのは…
そして、忘れてはいけないのが
初回からお伝えしているように、
具体的な声掛けです。
「片づけて」より、
「ワゴンに戻して」や「ほうきを掛けて」という言葉の方が効果的です。
お忘れなく!
もうすぐ春です。
新しい環境に心弾ませている子どもたちに、
「やる気を育ててあげる環境」をプレゼントするのもよいですね。
(文:光明もえ子)
光明もえ子(Komyo Moeko)
大学卒業後10年間営業職を経験した後、結婚、出産を機に専業主婦を経験。家事と育児に奔走し、暮らし方を模索する中で整理収納の大切さを実感。
その経験を活かし整理収納アドバイザーへと転身。現在はおひとりおひとりに合った暮らし方のご提案を大切にしながら活動中。
子育ても奮闘中のため、子供の成長に合わせた整理収納も得意とする。
【資格】
- 整理収納アドバイザー1級
- 企業内整理収納マネージャー
- 親・子の片づけインストラクター1級
- 生前整理アドバイザー