先日、娘3号(社会人2年生)とお食事に行った時のこと、お店の向かいは広―いお子さんの遊び場でした。待ち時間に、ウロウロしながらそこを眺めていた娘が「なんか…誰も嬉しくない場所じゃない?」と言うのです。
たしかに!
安全が約束されている室内の遊び場。1時間だか30分ごとに料金発生。係のお兄さんお姉さんが何かイベント仕掛けてくれる。保護者も同伴している。映える写真撮影できるかな。
保護者としては、できれば時間いっぱい、モトをとりたい、
「さー思いっきり遊んでねー♡え、遊びたいって言ってたのにもう帰りたいの?なにソレ」
とかね。
子どもにしてみれば、気に入ったらずっと遊びたいし、入場したところで気が乗らなければすぐ帰りたい、課金されてるなんて、知らないから。そして、係のお兄さんたちは、子どもたちに、怪我をさせないこと、イベントとかで飽きさせないこと、そして保護者が不満を抱かないようにクレームが出ないように…気をつけることがいっぱい。子どもも保護者も「お客さん」だから! とにかく表面上は楽しく仲良く…。
いかにも子どもが喜びそうな色とりどりの室内遊具、ふわふわの風船、なんか子ども向けっぽい歌とか流れてるその空間に、いる人たちみんな、ちょっとづつ窮屈な思いをしている、、そんな息が詰まるような遊び場でした。。。
みんな見て!すぐ外には広い公園がありますよ。
天井はなく、空はどこまでも高くのびやか!入場料はかからない、好きなだけいていいし、すぐ帰ってもいい!おもちゃなんかなくても遊べることいっぱい!季節の贈り物もたくさん!
ちょっとくらい転んで怪我したって大丈夫!お昼ご飯はお弁当、何ならコンビニで買ったってO K!
せっかく親子で過ごせる1日なら、屋外で自由に過ごしませんか!
髙澤 佳栄(Takasawa Yoshie)
保育園きのね 園長