【家のタオル、捨て時がわかりません!】という方へ

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皆様はモノの捨て時について考えたことはありますか?

昔から「モノは大切に」とはよく言われましたが、今の時代、洋服を擦り切れるまで着るという方は、そうそういらっしゃらないのでは…⁈

では、どこまで使ってよいのでしょうか。
特に「モノが溜まりがち」な方は、「捨て時の基準」をご自身で設けることをお薦めしています。

今回は、お客様からも良く聞かれる「タオルの捨てどき」について、お伝えしたいと思います。

お片付けの現場でも、使い古したタオルが収納スペースを圧迫しているという光景をよく目にします。「捨てどき」がわからずに、「なんとなく持っている」という場合がほとんどです。

タオルは毎日の生活に欠かせない必需品。
特にこれからは汗ばむ季節。綺麗なタオルを使って心地よく生活したいですね。

またタオルは肌に直接触れるものなので、状態によってはアレルギーの原因にもなりかねません!
ですので、肌触りが悪くなったらお取替えサインです。

使い古したタオルを雑巾にする場合も、

「数枚に絞って、あとは処分する」が、モノが増えないポイントです。

そして、もう一つ。
ご自身の生活に合わせて「マイルール」を決めてください。
我が家はタオルの枚数は多くは持たない分、“年2回のお取替えサイクル”を設けています。

■年末→新たな気持ちで新年を迎えられるようにお取替え
■7月上旬→夏本番を迎え、タオルの利用率がアップするのでお取替え

こうすることで、高級ブランドのタオルではありませんが、
いつも綺麗で、肌に優しいタオルのある生活ができています。
そして、急な来客があっても慌てることがなくなりました。

人はモノを買う、もらうという行為は「嬉しい」と認識し、
捨てることには「負」の意識が働くそうです。
モノが溜まりがちになるのは、この意識も要因の一つとなっているかもしれませんね。

ぜひ、ご自分の生活に合わせた「捨て時のマイルール」を設けてみてください。
さて、最後はタオルの並べ方のアドバイスです。

畳んだ輪の部分を揃えて重ねると、どことなくホテルのような洗面室になります。

輪の反対向きにすると、雑なイメージに。

丁寧な暮らしに憧れますが、子どものいる生活は毎日慌ただしい・・・
ですので、

【タオルは畳んだ「輪」を見える方に重ねて並べる】

これだけ覚えて頂ければ。これで、生活に少し「ゆとり」が生まれます。
是非お試しくださいね。

(文:光明もえ子)


光明もえ子(Komyo Moeko)

大学卒業後10年間営業職を経験した後、結婚、出産を機に専業主婦を経験。家事と育児に奔走し、暮らし方を模索する中で整理収納の大切さを実感。
その経験を活かし整理収納アドバイザーへと転身。現在はおひとりおひとりに合った暮らし方のご提案を大切にしながら活動中。
子育ても奮闘中のため、子供の成長に合わせた整理収納も得意とする。

【資格】
・ 整理収納アドバイザー1級
・ 企業内整理収納マネージャー
・ 親・子の片づけインストラクター1級
・ 生前整理アドバイザー

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