こんにちは。
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。

私は2階戸建て住宅に住んでおります。
1階に玄関、リビングがあり主な生活空間で
2階が寝室・子供部にそれぞれのクローゼットです。
我が家では、写真のように階段の途中のスペースに、一つ籠を置いています。
名付けて「なんでもボックス」。
どんな時に活用するか?というと、例えば、
・鞄をクローゼットへ戻したい
・毎日洗濯しないお洋服をクローゼットへ戻したい
・子どもがリビングで読み終えた本を子供部屋へ戻したい
などなど、1階での生活時間が長いと、他エリアから持ってきたものがリビングに溜まりがちになります。が、毎回そのたびに2階へ戻すのは大変です。
そんなときの一時置きとして活用しています。
「2階に上がるタイミングがある時に一緒に持っていく!」が家族のルールとなっています。
さて、この「なんでもBOX」、我が家は1階から2階の階段に設置しておりますが、ご家庭の生活習慣によっていろいろなところで大活躍します。
実際のお片付けのご訪問時でもご提案させていただくことが多々あります。
例えば、
①「子どもがおもちゃをやりっぱなしにする」というお悩みがあれば、→子どもが遊ぶお部屋に1つ用意してみてください。きちんとした片づけが難しい場合には、いったん「なんでもボックス」に入れようねという約束にする。
②「夫が脱いだ部屋着をいつもやりっぱなしにします」→ならば、着替える場所に「なんでもボックス」です。
無造作にやりっぱなしにするより、よっぽどスッキリします。
ただし「なんでもボックス」には、いつまでも入れっぱなしにしないよう気を付けてください。例えば、1週間に一回は「なんでもボックスを必ずカラにする」といったルールを設けてください。
さて、この魔法収納「なんでもボックス」ですが、“どんなボックスでもいい”というわけではありません。
①子どものおもちゃ入れは、間口が広くて大きめなもの。
取っ手が付いていれば、移動もできますので遊ぶ場所が変わっても持ち運びも楽。子どもが使うと考えると、軽くて角がないものがよいですね。

②お洋服の場合、「おしゃれなボックスを選びたい」というご希望があれば、天然素材風のものを選ぶと、大事なお洋服がささくれに引っかかるという心配もありません。

「使う人や、収納するモノ」によって選んであげるのがポイントです。
ぜひ収納グッズ選びを楽しみながら、ご自宅の散らかるポイントに「なんでもボックス」を設置してみてくださいね。
(文:光明もえ子)

光明もえ子(Komyo Moeko)
大学卒業後10年間営業職を経験した後、結婚、出産を機に専業主婦を経験。家事と育児に奔走し、暮らし方を模索する中で整理収納の大切さを実感。
その経験を活かし整理収納アドバイザーへと転身。現在はおひとりおひとりに合った暮らし方のご提案を大切にしながら活動中。
子育ても奮闘中のため、子供の成長に合わせた整理収納も得意とする。
【資格】
・ 整理収納アドバイザー1級
・ 企業内整理収納マネージャー
・ 親・子の片づけインストラクター1級
・ 生前整理アドバイザー