こんにちは。
いつもコラムをお読み頂きありがとうございます。
これまでいろいろな投稿をさせて頂いておりますが、
“整理収納アドバイザー”のイメージって、どんなでしょうか。
お片付けにご訪問したお客様に言われるの方が、『自宅にモノが少なそう』です。
確かに多くはないと思いますが、同じモノを重複して持っていることもあります。
例えば我が家には…
ハサミが3本あります。
キッチンバサミや枝切りバサミなども入れるともっとあります。
このハサミが3本ある理由、
それは
3本とも使用場所が違うので、それぞれ使う場所に置いているからです。
それではどんな場所に置いているのか、左側からご紹介します。
●赤いハサミ→リビングに配置
いわゆる文房具としてリビングに置いてあります。
●真ん中のハサミ→クローゼットに配置
我が家は2階建ての戸建住宅で、クローゼットは2階にあります。お洋服のタグを取ったり、糸くずを切ったりと何かとクローゼットでハサミを使うので、こちらに1つ置いています。
●右のブルーのハサミ→洗面室鏡裏に配置
洗面室でもハサミは重宝します。洗剤のパッケージを空けたり、タオルのタグを取ったり。先日は、あと少し残っているけれど、中身がでてこなくなったチューブ型の洗顔フォームを真ん中で切って、最後まで使い切る…なんて時にもハサミが活躍しました。
『使う場所』に置いてあげることで、家中ハサミを求めてウロウロ行ったり来たりするという事がなくなり、時短にもつながっています。
そして、使う場所に定位置をつくることで、出す・しまうの行動が楽になり、家族も使いやすくなったのを実感しています。「ハサミどこにあるの?」といった質問や、「使ったら片づけて」といった声かけが不要となり、「名もなき家事」が一つ解消されました。
「もし、みなさまのご自宅で、ご自身やご家族が『やりっぱなし』
になっているものがあるとしたら…」
もしかしたら、『収納場所』が違うこともあるかもしれません。
またそれを解決する為には、同じモノを複数もつことも良いと思います。
ぜひ参考にされてみてください。
(文:光明もえ子)
光明もえ子(Komyo Moeko)
大学卒業後10年間営業職を経験した後、結婚、出産を機に専業主婦を経験。家事と育児に奔走し、暮らし方を模索する中で整理収納の大切さを実感。
その経験を活かし整理収納アドバイザーへと転身。現在はおひとりおひとりに合った暮らし方のご提案を大切にしながら活動中。
子育ても奮闘中のため、子供の成長に合わせた整理収納も得意とする。
【資格】
・ 整理収納アドバイザー1級
・ 企業内整理収納マネージャー
・ 親・子の片づけインストラクター1級
・ 生前整理アドバイザー