★ハサミいらずで、タグが取れます!★

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学年や季節の変わり目は、靴下や肌着類、洋服など、新しいものをおろす機会も増えますね。
先日、息子が新しい靴下をおろそうとして、ハサミでタグを切ったら
靴下に穴が開いてしまいました…。

ハサミで切ると、どうしても靴下本体にハサミの刃が当たりやすいですよね。
新品だったのにがっかり…なんてことにならないように
ハサミなしでとる方法をおすすめします。

  • プラスチックのタグ付きの場合

昔からあるこちらのタグ、ナイロン製が多いのですが、
引っ張る力には強く、ねじる力には弱いという性質があります。

そこで、その性質を利用して取ってみましょう。
タグの部分を持ってぐるぐると振り回すとねじれて負荷かかかるので
あっという間に切れて、すぐにタグが取れます。ただ、靴下が飛びますので、そこはご注意ください。

このやり方を覚えておけば、同じようなタグが付いていた時に、ハンカチや洋服などにも応用できますね。

  • 糸で留まっているタグの場合

このように本体が糸で止まっている場合は

  • 洋服などの長めのタグの場合

こちらは新品の洋服には、ほぼついていますよね。
たまに歯で嚙みちぎる、ツワモノもいらっしゃるようです。

いろいろな製品に幅広く使われているこちらも
ハサミなしでも切ることができます。
付属している紙の台紙を取り、半分にします。

山折り部分をタグ紐に押し付けて、タグが動かないように固定しながら強く引っ張ると
簡単に切ることができます。

こちらは長さがあるので、ハサミで切っても事故にはなりにくいですが
外出先などで急遽使いたいときなどに、役立つ方法です。

  • 番外編:スカーフなどのタグはハサミ使用厳禁です!

ここまで道具なしで大丈夫とお伝えしてきましたが、
番外編として一つだけ。

スカーフやストールについているブランドタグって、けっこう邪魔ですよね。
でも薄い生地に縫い込まれているので、無理に引っ張ると生地をいためてしまいます。

ここでもハサミはNGです。

この場合は、輪っかになっているタグとタグの隙間に
リッパ―か、裁縫用の針、安全ピンなどを引っ掛けて糸を切ります。
くれぐれも、タグと生地の間ではないのでお気を付けください。
返し縫いがされている場合もありますので、布を引っ張らないよう
慎重に一本ずつ糸を切るようにしましょう。

シルクやカシミアなど繊細な生地のものは、クリーニングに出すときなど、
素材が分かるほうが良いので、とったタグは、小さなチャック付きビニール袋などに入れて保管しておきましょう。

その際、何の付属品かわかるように、ラベルも書いておくのがおすすめです。。
新品をおろすときは朝出かける間際で、急いでいることも多いと思いますが
どれも簡単にできるので、ぜひ思い出して試してみてください。

多々良 未来(Miki Tatara)
学生時代よりレポーターやナレーターなどを経験し、ファッション業界へ転職。結婚後はアジアやヨーロッパでの駐在生活を通して、食器や雑貨集めが趣味に。
増えすぎた食器をきちんと管理するため、整理収納アドバイザーになる。
子供の受験で時間と教材の管理の大切さを学び、家族みんなが楽しくお片付けに協力できる環境づくりを提案している。

【資格】
・整理収納アドバイザー1級
・ファイリングアドバイザー
・生前整理アドバイザー2級
・企業内整理収納アドバイザー
・クリンネスト2級
・気象予報士

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