🌴毎日が夏休み🌴愛され園長のこだわり保育日誌 ⑦クリスマスが今年もやってきた

マガジン

去年はギリギリの作業となったクリスマス装飾。今年はちゃんと計画的に、ねっこの会の親子行事でリースづくりを企画しました。…いや実は係の保護者さんと保育者さんで企画してくれたので、わたしは木の実を集めました(去年のハトおじさんの立ち位置)。

「ねっこの会」というのは、月に一度の保護者と保育者の交流会です。その企画とか連絡とかをする係を立ててます。保護者から2〜3人、保育者から2〜3人(常勤1人含む)で構成して、一緒に作ります。必ずなにをやる、とか決まりはないのですが、自然と、秋の芋掘りと冬の味噌仕込みは定番になってきて。そんな、ねっこの会で、今回はリースを作ろうということになりました。

実は、そういうのいろんなとこでやってきた私。新石川プレイパークで。小学校の土曜授業で。男女共同参画センターの子どもの部屋で。団地の集会所で。旧きのねのイベントで。蔓で作ったリースの土台を何個も用意して、いろんな木の実や、リボンやグルーガンを用意して、親子でクリスマスの制作ができるようなイベントをよくやってました。

まつぼっくりやシダーローズ、楓の実、メタセコイア、たくさん持ってたんですよ。ひと財産でした。でも、きのね認可移行と同時に、他の活動はだんだん手放してきました。なので、木の実たちももう使わないかな…家の押し入れもいっぱいだし…ということで、昨年、お嬢さんの学校で使いたいっていう方に、材料を全部差し上げてしまい、在庫ゼロになったところでした。


なので!また集めないと!休みのたびに、新たな木の実を、あとツルを採取できそうな場所を求めて、ウロウロしました。手を怪我しないように軍手をはめて、草むらに入れるように長靴履いて。怪しいですね😅去年の鳩おじさんにいただいた在庫があったから助かりましたが、今年は苦戦しました。自然のものだから、「なり年」ていうのがあるようです。

もはやリースより、材料集めが私のメインの活動。みなさんの喜ぶ顔、驚く顔を思い浮かべながら、自然の贈り物と戯れました。なんか結構シアワセでした。

世界に目を向ければ、こんな小さな幸せさえも奪われている子ども達がいます。今も続く戦争が、クリスマスで休戦して、そのまま再開されませんように…。
(文 高澤 佳栄)


髙澤 佳栄(Takasawa Yoshie)
保育園きのね 園長

タイトルとURLをコピーしました