3月も後半になると、暖かい日も増えてきて嬉しい気持ちになりますね。
桜の開花も楽しみです。
ですが、毎年くるはずの季節の変わり目、何を着るか悩んでしまう、そんな時期でもあります。さらに寒暖差の変化もあるので衣替えのタイミングも難しい・・・ですよね。
早すぎても『寒い思いをした』とか、遅すぎると『去年何を着ていたのか忘れて二重買い…』なんていうことにも。
そこで今回は、衣替えのタイミングとやり方をご紹介したいと思います。
▼衣替えのタイミング
一般的には、6月1日から夏服、10月1日から冬服へ。
無条件にこの時期になると、制服が変わったアノ頃…が懐かしいですが。
最近は地球の温暖化傾向もあり、さらにタイミングが図りにくくなっているのも事実です。
そんな時は、気温を目安にするのが良いそうです↓
※中日新聞さんから画像をお借りしました。
そして、衣替えはいっきにやろうとすると大変で嫌になることもしばしば。
ですので、衣替えは3つのステップで段階的に行うのがおすすめです。
▼衣替えステップ1
◎しまう服と手放す服を選別する◎
どこかのタイミングでお洋服の取捨選択をしなければクローゼットがいつの間にかいっぱいになります。そして、いっぱいのクローゼットなのに、なぜか着る服がない…
そんな負のスパイラルに陥らないためにも、衣替えは『手放す』チャンスです!
意識して手放す機会を作ることで、しまう洋服も減り衣替えも楽になります。
手放す目安は
■今シーズン1度も着なかった服
■毛玉だらけのニットや靴下
■背中が透けたヒートテック
■よれよれになったトップス
などなど。自分自身で基準を決めることが大切です!
そして、日常的にこれを行っていれば、衣替えが本当に楽になります。そのために、私はクローゼットに一時待機BOXを置いています。
「1度着てみたものの、着心地が悪くてやっぱりやめた服」や「似合わなくなった服」どうしていますか?直ぐに捨てるのはなんだか気がひけます。
そんな時に活躍するのが、この一時待機BOX。悩む服は、普段着る服と日頃から分けておきましょう。すると、クローゼットには『今、本当に着る服』が並びます。着る服だけのクローゼットならコーディネートもしやすいですよね。
そして、一時待機BOXへ移動した服は、ひとシーズン手にすることがなければ『手放し』の対象としています。
実際に、今シーズン着なかった服や使わなかった小物たちがこんなにありました。
状態の良いモノはリサイクルショップに持って行きました。少し豪華なランチ代ぐらいですが嬉しい収入。
さてさて、次回は“衣替えステップ2、3”にて、収納のポイントをお伝えして参ります。
衣替えは手放すチャンス!
皆様もそれまでに「ステップ1:しまう服と手放す服の選別」を行ってみてくださいね。
(文:光明もえ子)
光明もえ子(Komyo Moeko)
大学卒業後10年間営業職を経験した後、結婚、出産を機に専業主婦を経験。家事と育児に奔走し、暮らし方を模索する中で整理収納の大切さを実感。
その経験を活かし整理収納アドバイザーへと転身。現在はおひとりおひとりに合った暮らし方のご提案を大切にしながら活動中。
子育ても奮闘中のため、子供の成長に合わせた整理収納も得意とする。
【資格】
・ 整理収納アドバイザー1級
・ 企業内整理収納マネージャー
・ 親・子の片づけインストラクター1級
・ 生前整理アドバイザー